約100万年前に地面の隆起が始まり、何度かの氷河期の後、氷河にけずりとられて現在の地形ができあがりました。特に北アルプスには日本にある3000メートル級の山々のおよそ半分が集中しています。山脈の東側は切れたっていて、巨大な屏風のような大パノラマとなっており、西側には深い渓谷と変化に富んだ地形が見られます。日本海側からの季節風により、大量の積雪があり、真夏にも残雪が見られることは、白馬岳の大雪渓を初めとして有名です。特にアルピナの採水地にも近い立山黒部アルペンルートなどでは、5月中旬ごろまで10メートルを越える「雪の壁」が道路の両脇に見られます。この雪解け水は天然のフィルターである北アルプスの山々や、砂地を通って濾過され、湧水となって盆地部分にわきだしてきます。この大量の湧水はまた、最高に清浄な水でなければ育たない当地のわさびの栽培にも欠かせないものになっています。 |